アルカマラーニ

「Eid Lotus」in上野夏祭り2018 ベリーダンスショーbyアルカマラーニ鑑賞レポート

2018年7月29日(日)に開催されたベリーダンスカンパニー「アルカマラーニ」の公演を観てきました。

開催19年目になるアルカマラーニin上野夏祭り「Eid Lotus」

「Eid Lotus」 とは上野夏祭りの一環として上野不忍池の畔の半野外ステージ上演されているベリーダンスショー。
ベリーダンサーMAHAさんが率いる「アルカマラーニ」が演出する夏の一大イベントです。

2018年のショータイトルは「東の太陽 西の月」でした。

▽フライヤー
アルカマラーニ

▽フライヤー
アルカマラーニ

「フュージョンベリーダンスはどこへ行くのか?

様々なファッションを取り入れていくベリーダンス。1920年代ジャズエイジのファッションからタンゴ、ヒップホップ、など

あくまでもベリーダンスという軸を持ちつつ自由奔放にファッションを取り入れてみたいと思います。」

Facebookのイベントページやフライヤーに書かれたこの文言からも、何が出てくるかワクワクな今回の公演でした。

2017年に初めてこのショーを観たのですが、昨年はゲストとしてBarbee MakoさんやYoshieさんが参加されていました。
普段から好きなお二人ですが、このショーで観たそれぞれのソロは特に好きで、今でも鮮明に思い出せるシーンです。

今年もタカダアキコさんを含むアルカマラーニの講師陣と教室から選抜されたダンサーさんたちのほかに、E-chan&MILLAさん、Tidaさん、トリンカファイブなどが出演する豪華な出演陣でした。

 

夏の夜、蓮が咲き誇る水上音楽堂は最高のロケーション

夏の恒例のこのショーを2017年に初めて観たとき、こんなステージで踊ってみたい! と思った最高のロケーション。

というのも、会場の「上野水上音楽堂」は半野外のステージなのですが、このショーが開催されるのは周りには蓮の花が咲き誇る素晴らしいシーズンなんです。

 

昨年も今年もTiltaの仲間、Darcheeと一緒に観に行きました。

▽上野駅が最寄りです。

上野

▽この時期の不忍池(しのばずいけ)は群生する蓮が美しい。

アルカマラーニ

アルカマラーニ

▽上野駅を出て蓮の池のそばを歩いていった先に水上音楽堂があります。

アルカマラーニ

▽天井からも客席袖からも日の光。
アルカマラーニ

アルカマラーニ

開演の18時半時点ではこの明るさですが、ショーが終わるころにはすっかり日が暮れています。
自然光の移り変わりも舞台照明のように影響するステージって素敵!

音もそうで、セミの声などの外部の音さえもステージを盛り上げてくれるような空間です。
(実際タカダアキコさんのエレキトリックでダークな演目中にパトカーがサイレンを鳴らしながら通ったのですが、一瞬、音源に入っている音かと思いました。笑)

湿度の高い夜風の中、半野外のステージで観る豪華絢爛なベリーダンスショーは、それはそれは美しい、夏の夜の幻のようなのです。

 

フュージョンベリーダンスのこれからが気になったステージ

今回はゲストダンサーさんも全員フュージョンダンサーだったことに加えて、アルカマラーニダンサーさんたちの群舞演目もほぼフュージョンでした。

アバニコ、ヒップホップ、ジャズ、タンゴ、パントマイム、バレエなどなどが飛び出る、ディズニーランドもびっくり(?)のエンターテイメントショーでしたよ!

アルマカラー二ダンサーズさんたちの貴婦人を思わせる踊り、タカダアキコさんのどこのフュージョンかもはや分からない独自の踊りなど、盛りだくさん。
E-chan&MILAさんは目を閉じてもお互いの立ち位置を把握できそうな安定のDuoが素敵だったし、Tidaさんのセクシーな衣装にはドギマギしたし、トリンカファイブのヒップホップフュージョンには会場が盛り上がりました。

メインダンサーさんたちのソロもバレエ要素が強かったり、選曲がフュージョン寄りだったりして、いつものベリーダンスショーとは違った様相でした。

かぶりつき席で観ていたので趣向を凝らしたハンドメイド衣装の数々をじっくり観察できたのですが、ディテールまでとても素敵で、既成のベリーダンス衣装では出せない雰囲気を作っていました。

約1時間半の通し公演の中で「ザ・オリエンタル・ベリーダンス」だったのは2曲目の4分間ほどのみで、全体的にはヒップホップやタップダンスなど、アメリカン風味が占める割合が大きかったように思います。

個人的には、例えば衣装もジャズ寄り、曲もジャズ、振り付けもタップダンスとなると、ベリーダンスの軸を残すのがなかなか難しいのかなと感じました。

私はダンスに限らず、異文化のフュージョンが大好きです。
フュージョン音楽って大好きだし、フュージョンベリーを観るのも好きだし、自分も踊りたいです。

だけど、オリエンタルだけでショーを構成するのは、もうつまらないのか?
踊り手としても飽きちゃったのか?

どこまでベリーダンスの要素が残せたらフュージョンで、どこからは別の踊りなのか?
オリエンタルがメインのダンサーがフュージョンを踊ることで何を見せられるか?

これからのフュージョンベリーダンスはどこへ行くんだろうと考えてしま…… ハッ! 気づいたらまんまと今回のテーマにハマっていました!

やられましたね!(笑)
 

昨年とはまた違った印象の舞台でありながら、変わらず華やかで特別感あるショーでした。
いちベリーダンスファンにとって、まず楽しく、そして意義深いショーだっと思います。

来年は20周年になるんですね。

どんなテーマ、どんなショーになるのか、楽しみです!